また那覇市内を流れる国場川は、上流域に養豚場が多いために、その廃水によって、かつては県内でももっとも水質の悪い河川であった。
しかし三年前から上流域の養豚場がアガリエ菌を活用するようになったため、水質が著しく改善されている。
安里川から泊高橋にかけては、設深工事が何度も行なわれているが、村、南風原町、那覇市の末吉川流域等々である。
これからの処理予定は、与那原町、糸満市となっている。
もちろんアガリエ菌は、湖でも海でも使うことができる。
河川を浄化する場合は、河川に汚水が入る前に浄化処理を行ない、河川に入りこんだ汚水は河川で浄化処理を行なう。
海に入りこんだ汚水や有機物は、海で浄化処理を行なう。
そうしないと地球規模で汚れてしまうからである。
Mさん(建設省中部地方建設局三峰川総合開発工事事務所所長)は、建設省建設大学校建設部在任中にアガリエ菌の調査を行ない、その報告書のなかで、「アガリエ菌を活用した浄化処理方法ならば、家庭から出る生ゴミや生活排水の処理をはじめ、畜産等の農業排水、重油等の油脂等の処理が期待できる。
また河川や湖沼のヘドロ処理にも有効である可能性もある」といっておられる。
アガリエ菌を入れたら、あとは放っておけばいいのであるから、これほど楽なことはない。
高層住宅などのパイプスルーも、アガリエ菌を活用すれば、大幅なコスト削減につながるに違いない。
沖縄の読谷村にオープンしている残波ゴルフクラブは画期的な無農薬ゴルフ場であるため、各地から視察者があとを絶たない。
とくに最近は、環境問題や健康問題がスポットライトを浴びているため、ゴルファーのあいだでも、ゴルフが健康的なスポーツだと胸を張っていえない状況を迎えてしかも周辺の地域住民らは、ゴルフ場で使う農薬が地下水に混じり、生活環境の汚染に関係のあることを知っているため、新しいゴルフ場のオープンが難しくなっているのが現実である。
この残波ゴルフクラブもオープンにあたっては、地域平の全面処理以降の処理結果は良好で、現在まで病害菌、病害虫の被害は見られない。
考察及び結論以上の実験結果によると、S5菌を用いた病原菌、病害虫対策として、S5放線菌による防止効果は完全な抑制効果であった。
自然環境下で行なわれた実験では、亜熱帯地方で周年を通じて病害菌虫の発生がある沖縄のゴルフ場18ホールでの実際的使用にもとづくデータであるため、今後の無農薬ゴルフ場づくりに大きな効果が期待されると思われる。
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